T.C

「日本で生活したい」という夢を叶えるために

大学時代に交換留学生として1年弱、日本に滞在。その時から「将来は日本で生活したい」という夢を持つようになりました。卒業後、一度は台湾のメーカーに就職したのですが、日本在住の知人が当社に転職し「まだ人材採用をしているから、挑戦してみない?」と声をかけてくれたのです。信義房屋の日本法人ということで、すぐに興味が湧きましたね。仕事内容にも魅力を感じ、迷わずチャレンジを決めました。

私ならではのコミュニケーション力を活かして

 

主に台湾の富裕層の方々に、日本の不動産をご紹介していくという当社のビジネス。仕事の自由度は非常に高く、私の場合は、いわば自分というブランドを立ち上げるような感覚で、お客様と友人のような関係性をつくりあげていくスタイルで実績を重ねてきました。企業経営者をはじめとする社会的成功者の方々と親しくお付き合いできることは、私にとって大きなモチベーションリソースのひとつです。お客様のほとんどが人生の大先輩で、お話のすべてが興味深く、面白く、勉強になることばかり。仕事上の関係というより、まるで家族のように仲良くしてくださるお客様も多く、日々楽しく仕事に取り組むことができました。

「いつ課長になるの?」と背中を押されて

転機が訪れたのは入社2年目の終わり頃。ある時、部長から「Cさんはいつ課長になるの?」と質問されたのです。思いもよらない言葉に戸惑いましたが、実は私は入社当初から、いずれはマネジメント領域に挑戦してみたいと考えていました。まだ先のことだと考えていましたが、部長の言葉をきっかけに、リアルな挑戦意欲が湧いてきたのです。

年功序列でも、単なる実力主義でもない昇格システム

 

当社の課長への昇格システムは、年功序列ではなく、単なる実力主義でもなく、自ら手を挙げた候補者たちによる『選抜制』。営業としての実績、ランダムに選ばれた社員たちからの評価、社内での選考委員によるインタビュー形式の面談、一次面接、筆記試験、論文提出など、1ヶ月かけて様々な課題をクリアしていき、最終的に台湾の会長との二次面接に合格することで課長へのキャリアが拓けます。当社における『課』は、いわば小さな会社のようなもの。課長は、課におけるビジネスの収支のほぼすべてを管理し、コストマネジメントを担うことになります。

入社4年で、課長に就任

部長に背中を押していただいてから1年半後、初めて受けた課長選抜を通過し、課長に就任することになりました。一度目の挑戦で課長になれる人は少ないので、結果を聞いたときには嬉しくて、涙が出そうになりましたね。就任して最初に取り組んだのは、メンバー一人ひとりとの信頼関係をつくりあげていくことでした。社歴は4年目と浅く、課長としては最年少。まずは上司として信頼してもらえるように、徹底的にコミュニケーションを深めることに力を注いでいきました。日々、メンバーの案件をサポートしたり、ちょっとしたトラブルを解決したり…。実績を重ねていく中で、名実ともに課長として成長していけたように思います。

キャリアもプライベートも充実させていきたい

 

今は課長職に没頭していますが、今後は部長、さらにいつかは社長になることも視野に入れてビジネスマインドに磨きをかけていきたいと考えています。プライベートでは最近、結婚をしたのですが、夫も私のキャリアへの意欲についても深く理解してくれているんです。「きみがバリバリ仕事をしていきたいなら、僕が育児を担当してもいいよ」と言ってくれるほど。今後も私らしく、仕事もプライベートも全力投球していきたいですね。