R.N

当社に入社したきっかけは

私は生まれも育ちも日本ですが、実は父が台湾人、母が台湾・日本のハーフというクォーターなんです。台湾には、自分のルーツとして、親しみを感じながら育ちました。大学を卒業後、一度は証券会社に就職しましたが、もっとグローバルな環境の職場で活躍したいと思い、せっかくなら台湾にゆかりのある会社で働きたいと考えていたところ、知人を介して信義房屋の存在を知ったのです。海外のお客様を相手に、一生に一度の買い物とも言われる不動産を扱うという仕事内容にも魅力を感じて、入社を決めました。

現在の仕事内容を教えてください

私が所属しているのは、台湾をはじめとする海外の富裕層の方々に、主に商業用の不動産…オフィスや店舗として使用される物件をご提案する営業部門です。もちろんお客様のニーズを第一に、商談を進める中で「やはり居住用物件がいい」ということになれば、商業用不動産にこだわらず幅広い物件をご紹介するという柔軟な姿勢も備えています。時にはテナントビルを丸ごと一棟扱うこともある、ダイナミックなセクションです。

仕事のやりがいは

不動産ビジネスのいいところは、絶対にコレを売らないといけない、という制約がないところ。決まった商材を押しつけるのではなく、自分がいいと思うもの、お客様がいいと思われるものをご提案できるのは、営業として大きなやりがいですね。私が大切にしているのは、お客様の相談相手としてコミュニケーションを重ね、真のニーズを引き出すこと。営業である以上、数字を意識することも大切ですが、時間をかけてお客様との信頼関係を築き上げていき、本当にご納得いただける物件を買っていただけた時の達成感は他では得がたいものがあるんですよ。

印象に残っている仕事エピソードは

 

お客様と1年弱のお付き合いを重ね、最終的に二棟の物件をご契約いただけたという経験があります。海外不動産投資のご経験が豊富なお客様で、最初のうちは「この物件についての情報がほしい」というオーダーがメインだったのですが、コミュニケーションを重ね関係性が強まっていくにつれて、内容が変化。「この物件について、キミの意見を聞かせて欲しい」という相談へと変わっていったのです。私という人間を信頼してくださっているのだなと実感でき、大きな手応えを実感しましたね。ご契約の際には「信義房屋の中でも、最初にキミと出会えてラッキーだったよ」というお言葉をいただけて、大きな達成感をおぼえました。

職場の雰囲気はどんな感じですか

一般の日本企業と比べたら、いい意味で堅苦しさのない、風通しのいい仕事環境です。仕事中、雑談に花を咲かせることも多いですね。でも、雑談から台湾の文化などを知ることができるし、それがお客様との会話に活きてくることもあるんですよ。ちなみに、私の入社時の中国語スキルは幼稚園児程度。日常会話も怪しいレベルでしたが、日々を通じてどんどん上達していきました!

これからの目標は

営業という仕事も大好きですが、チャンスがあれば、その他の職域も経験してみたいと考えています。商業用不動産だけでなく住宅ももっと専門的に手掛けてみたいし、営業以外のセクションでの仕事や、マネジメント領域にも挑戦してみたい。実力と意欲があれば、どんなキャリアパスも実現できる当社。積極的に新しいことに挑戦して、視野とスキルに磨きをかけて、自分ならではのキャリアをつくりあげていきたいですね。

オフタイムの過ごし方は

趣味はボルダリング。現在はコロナ禍で難しい部分もありますが、チャンスがあれば会社帰りにボルダリングジムで汗を流しています。最近では趣味と実益を兼ねて食べ歩きを楽しむことも。いいレストランを見つけると「今度お客様にご紹介しよう!」とワクワクしてきます。

これを見ているみなさんにメッセージを!

当社への就職・転職をお考えの方にぜひ意識してほしいのは、自分にとって何か『フック』になるものがあるかどうか。どんな仕事でも、お金を稼ぎたい、というだけでは続けるのは難しいもの。「台湾が好き」「台湾の文化に興味がある」「あたたかな人間関係のもとで働きたい」など、当社のどこかに惹かれるものがあれば、ぜひ入社をご検討いただけたら嬉しいです。